カローラクロスの日本発売が難しいと思う理由。2021年以降に出るとすれば・・

カローラツーリングのSUV版とも言える話題のカローラクロス。

カローラクロスはまずタイ市場から発売となるが、今後日本市場でも導入されるのかどうかが注目されている。

新型SUVを次々とデビューさせているトヨタだが、当サイトとしてはカローラクロスの日本発売は難しいと予想している。

その理由を今からお伝えしたい。

カローラクロスの日本発売が難しい理由①

ヤリスクロス,C-HR,RAV4との関係性

日本市場のトヨタのSUVとしては、

コンパクトクラス:ヤリスクロス

準コンパクトクラス:C-HR

ミドルサイズ:RAV4、ハリアー

ビッグサイズ:ランクルプラド、ランドクルーザー

というようにすでに充実したラインアップとなっている。

ちなみに全長4,460mm、全幅1,825mm、全高1,620mmとなるカローラクロスは、C-HRとRAV4の中間に位置するモデルとなる。

いくらトヨタとは言え、すでに2車種存在するミドル級SUVラインアップの中にさらにもう一台追加するとは思い難い。

また、カローラクロスはヤリスクロスやC-HRとも競合する可能性もあるため、販売面を考えると厳しいのではないだろうか。

タイに関してはRAV4やハリアーが発売されていないからこそ、カローラクロスはRAV4の代替的ポジションとして出たのではないかと当サイトでは推測している。

カローラクロスの日本発売が難しい理由②

価格面でRAV4より高い

カローラクロスはタイで959,000バーツから販売されており、これは日本円にすると約327万円となる。

日本ではRAV4が約265万円から販売されていることを考えると、カローラクロスはRAV4よりも小型なのに価格が高いという存在となる。

仮に日本仕様が出た場合、RAV4未満に下げたグレードが用意される可能性は否定できないが、ここまでRAV4と価格的に競合するモデルを投入する必要性があるだろうか。

RAV4が発売されていないタイだからこそ、この価格帯のカローラクロスを投入できたと思える。

今、RAV4が絶好調の日本で、その勢いに大きな影響を与えかねないカローラクロスの日本発売はやはり難しいのではないだろうか。

カローラクロス 日本発売が2021年以降にあるとすれば・・・

実は日本でもすでに商標登録済み

実は"カローラクロス"の商標は、日本で2019年7月12日に登録済みとなっている。

単に日本でも商標を押さえただけかもしれないが、これはもしかするといずれ日本投入もあるのではと期待させられる行動だ。

カローラクロスの日本仕様があるとすれば

もしも、カローラクロスの日本仕様が出るとするならば、RAV4と極力競合しない仕様に仕立てる必要がある。

その為には、カローラツーリングのようにナローボディ化させて低価格化をさせるといいのではないだろうか。

装備内容次第では、モデル末期となるC-HRの後継ポジションに入ることもできるように思う。

さっそくネット上でも話題となっているカローラクロスだが、果たして日本市場へ上陸することはあるのか今後に注目だ。